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航海日記2007年7月
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第29回オホーツクヨットレース
7月15日は紋別で第29回オホーツクヨットレースが開催され、13日夕方に札幌を出発しました。

14日は早朝からディンギーでは初めてのカレイ釣りを楽しみました。
2時間くらいで釣果は20数枚。
ディンギーでは初めての釣り 一度に二匹はあたりまえ 釣果は20枚くらい
夜は恒例のカニがメインの前夜祭。
例年はタラバ蟹がメインで毛蟹は少ないのですが、今年はタラバは貴重品なので贅沢にも毛蟹のみ。

暇だった私は冷凍蟹を解凍する作業のお手伝い。
冷凍すると若干味が落ちるのですが、それでも美味。
用意された毛蟹の数は100匹を超えており、買えばウン万円。
紋別レース前夜祭恒例のカニ食い放題ですが、レースの参加費3千円の中に前夜祭費用が含まれており、こんな贅沢な前夜祭は日本全国どこのレースに行っても無い。有ったら教えてほしい。
カニだけが目的で参加する人がいるくらいで、私なんかはカニ用スプーンとハサミを持参する。
解凍作業 毛蟹が沢山 買えばウン万 カニ用スプンとハサミ
昨年から部員全員でおしかけて来る某工業大ヨット部の連中が、前夜祭のフリート紹介で見せる下品なネタ。今年はチャイナドレスとメイドだった。
ロリータと呼ばれるランドセルの子、物好きなオヤジには大好評。子供達には「変態」と呼ばれる。
レースにもこの元気があれば・・・と冷静な私は思うのでした。

15日は2〜5mくらいの風の中で2レースが行われました。
ホッパーに乗っていた時は最も得意とする風域でしたが、レーザーに転向してからは少し苦悩しています。
でも今年は春の北海道選手権で「馬鹿なコースを引かなければそこそこ帆走できる」という感触をつかんでおり、精神的には余裕がありました。

前日の昼過ぎからお腹の調子が悪くて、15日の朝は固形物は一切食べていませんが秘密兵器を飲みました。
それが「Regain24DX」。
24時間戦える力とワールドセーラー「リゲイン室松」のパワーを注入。

精神的にも肉体的にも充実してレース海面に向かった私。
結果はマストトップの黒球効果もあって馬鹿なコースを引くこともなく、3−3の安定した順位でフィニッシュ。
レースでもこの元気がほしい 秘密兵器? 戦果がまた一つ増えた
準優勝という輝かしい成績でした。レースプログラムの歴代入賞者の欄に今年も名前を刻むことが出来て嬉しい限りです。
この調子でマスターズ・全日本を頑張りたいものです。
準優勝盾
Date: 2007/07/14-15(土・日)

国体選考レース
6月30日、7月1日は小樽市祝津沖で国体選考レースが行われていた。
成年男子シングルハンダー級は4艇がエントリーしていましたが、K藤選手が国体出場を決めました。

北海道では7月〜9月の間に、シーホッパー級シリーズ戦と称して4〜5大会で年間チャンピオンを決定しています。
ここ6年くらいはK藤選手がチャンピオンのはずですが、何故か国体選考レースでは勝てずにいました。
今年も初日が終了した時点で2位につけていましたが、2日目の朝に会った時には「もうダメです」とやけに弱気な事を言っていた。

7月1日は朝から海上でレースの模様を観戦していました。
K藤選手は第一レースはトップでしたが第二レースは最終上マークを2番で回航。
トップ回航はここまでトップの成績のN代選手。K藤選手はN代選手より前でフィニッシュしなければ優勝できず、勝負はあったかに見えました。
ところが最終下マーク手前でN代選手はデッキを滑って沈してしまい、K藤選手とT田選手に抜かれてしまいました。
結果として、K藤選手が一点差でN代選手を抑えて優勝し、悲願の国体初出場を決めた。

「シリーズ戦チャンピオンなのに国体選考では勝てないね」と言われて6年余り・・・
諸々とプレッシャーがかかる中、最後まで諦めずに攻めた結果の勝利です。
心からおめでとう!!国体本番は楽しんでください。
最終6レース
最終上マークから下マークへの帆走
N代選手、この直後に痛恨の沈
国体選考レース結果
K藤選手 2−1−(3)−2−1−1  7点
N代選手 1−2−2−1−2−(3)  8点
T田選手 (3)−3−1−3−3−2 12点
S本選手 (4)−4−4−4−4−4 20点
Date: 2007/07/01(日)
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