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航海日記2003年6月
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うねりが高い日
南南西の風3〜4mですが、ウネリが1mくらいありました。
あまりウネリのある海面は得意ではないので、とにかく速い人(M田さん)の後ろをついて帆走。
クローズは波の背をめがけて少しベア気味で波に叩かれないようにする、波の背からラフ気味で角度と速度をつける。
何となーく判ったような感じです。
赤白まで4本のクローズ練習でラスト2本はフムフムの帆走ができました。
Date: 2003/06/29(日)

痛恨のタイムリミット
琵琶湖で開催の琵琶湖選手権に遠征。
天気予報では2mの風。午後から雨というのが少し気にかかります。
それでも久々の湖でのレース。波もほとんどない海面を鼻歌混じりで出艇です。
レース海面まで陸から遠い方向(左側)を帆走。所々に風の塊がありますが、すぐに消えたりして一定の場所に風はありません。
近くには大きな山もなくて、風の通り道も見えません。
気になるのはレース海面右側の白い建物。プリンスホテルだったかな?
とりあえず左海面を観察し終えて右海面に向かいますが、右海面を帆走している人が私よりも先に本部艇に到着しています。
どうやら右海面のほうが風は良いと推測されます。

かなり近い位置に上マークが打たれて第一レーススタート。
とにかく右海面を帆走したいので上一からのスタートを目指します。
ゼネラルリコール3回後に多少遅れましたが上一からスタート。
即タックして右海面へ。少し帆走したら私にとって第一上マークまでのレイラインの位置になりタック。
ひたすら風下側に艇をヒールさせながら上マークを目指します。
左に見えるポートで上を目指す人とは艇速が全然違います。
もしかしたらトップ回航か?とはいかなくて、上マークのところは若干風が左振れ。
左からの数艇に先を越され9番で上マーク回航。
このころから風が不安定になります。
ランニングでサイドマークを目指しますが、団子状態です。
順位も15番くらいに落ちています。
そこから抜け出すには・・・一種の賭けで右海面(帆走方向左側)を帆走です。
賭けは当たりです。前を行く安田君が一番先にかすかなブローを拾います。
私も有り難くブローを頂戴し、リーチングでサイドマークを目指します。
サイドマークにはS旗を揚げたテンダーがいます。
勝負できる時間は短時間です。
風下の艇は眼中になく、とにかく私よりも風上にいる艇を下から抑えつつサイドマークを目指します。
何とかシングル後半位置をキープしたところでトップ艇がサイドマーク回航してゴール。
私もラッキー7番でフィニッシュ。

悪夢はここから。
すっかり気をよくして、降り出した雨にも負けずに昼食配りのテンダーからお弁当(オニギリ2個&お茶)をもらい、次のレースに備えます。
ところが雨は30分くらいであがってしまいました。
そして風は、方向も風速も不安定状態に突入。
すぐにはレースが始まりそうにもありません。
それでボーっと海面を見ながら艇に揺られていたら眠気が襲ってきました。
ユラユラ揺れる艇はユリカゴです。
虫に刺された足の痒さで睡眠不足だったことも影響して気持ちのいい一時です。
どのくらいの時間が経過したのでしょう、プァーンというフォーンの音で我にかえったらスタート6分前です。
スタートラインは・・・かなり前方です。
当然に皆はスタートラインを埋めており、それでなくても風が無いのに私のところまでは風が来ません。
5分前4分前と無常にも信号は発せられます。
それなのに一向に私はスタートラインに到達できません。
無常にも第二レースはリコール無しで一発でスタート。
アウター側からスタートの4艇くらいがポートで勢いよく飛び出す景色が見えます。
何とか私がスタートラインを横切った時、その4艇は上マークまでのコースの半分くらいの位置にいました。
風はどんどん上マークの位置から無くなっているのが観察できます。
非常に危険な状態です。こんな時はじっとしているのが一番と知りつつも悪あがきでタックなんてしてしまいます。
タックする度に艇は動かなくなり、しまいには後退する始末です。
上マークまであと15艇身という時にトップ集団は下マークに到達していました。
私に残されたのは時間との戦いだけになってしまいました。
見方は風だけです。とにかく祈ります。
吹け、吹け、吹け・・・・
でも天罰のように風は吹きません。
意地でサイドマークを回航したその時にテンダーがやってきて悲しい宣告。
「タイムリミットです」

悲しい気持ちを奮い立たせて第三レースを持ちます。
今度は居眠りなんてしている時ではありません。
本部艇の周囲から離れません。アウターマークが設置されたら、スタートラインを流します。
とにかく周囲の観察に全力を注ぎます。
いつスタートになっても準備万端です。
そんな意欲に満ちた私をあざ笑うかのように風は落ち、第三レースは中止されて琵琶湖選手権は幕を閉じました。

36艇中7−37で23位が私の順位でした。
居眠りさえしていなければ・・・
この反省を踏まえて、今後開催される湖でのレースには全て参加することを決意した私です。
Date: 2003/06/22(日)

もっと真面目に
今日は定例の長浜三戸浜杯レース
どんよりとした天気で風も弱く、絶好のレース日和。
ルンルンと風を拾いながらスタート地点へ向かいます。
私には絶好の風でも皆にはいやーな感じなのでしょう。
さっさとスタート地点に私は到着しますが、皆は悪戦苦闘しているみたいです。
天気予報では北東の風ですが、吹き始めたのは南風で軽風。
あまり好きな風域ではなく、やる気も失せてきます。
やる気がないのでレースにも熱が入りません。
スタートも最悪、コース取りも最悪、第一レースのみ途中で松田さんの後をついていって9位でゴール。
第二、三レースは後から数えたほうが早い順位です。
もっと真面目にレースをしないとだめですねー。
Date: 2003/06/15(日)

関東選手権2日目
今日は昨日より少しだけ風がありますが、5〜6mという感じです。
3レース行われましたが、抜きつ抜かれつという感じでした。
私はラジアルクラスのドベで第一上を回航しても最終の上りではトップに踊り出ているなんてこともありましたが、小さなミスで結局は本日はラジアルクラスのトップでゴールすることは一度もなく、逆に悲しいホーンを二度も聞きました。
ラジアルでの軽風の帆走に疑問が多く残る大会でした。
わざとにベアさせてハイクアウトして加速するのが速いのか、少しだけベアさせて風上側に加重したほうが速いのか?
コース取りのミスによる遅れは納得できますが、同じような海面を帆走して速度的に負けるのは何故なのか?
課題を多く残した大会でした。
少しの間はラジアルオンリーで練習することが必要です。
Date: 2003/06/08(日)

関東選手権
7〜8日は2003年関東選手権が逗葉にて開催されました。
当初ラジアルでエントリーし「微軽風ならスタンダードで」とたくらんでいましたが、姑息なことはやめてラジアルで参加しました。
予想通りに初日は3〜4mの軽風で、日頃はスタンダードに乗っている風でラジアルでは四苦八苦。

第一レースはハイクアウトすることにこだわりすぎて角度も速度も最低。
断然ドベで悲しいホーンがゴールしたら鳴りました。
続く第二レース。下側有利のために下に艇が集合してゼネリコを繰り返し、黒旗で10艇が失格。
下一キープしていましたが10秒前に永井選手と飯島選手がすぐ上でバトッているので遠慮してポートで全艇のケツなめスタート。
全艇をかわした後にタックする予定でしたが思ったより上るのでそのまま右海へ。

定石では「とにかく左海面」と言われているので完全な男の一本コース。間違ったら完全にドベドベの危険をはらんだコース。
ところが予測もしない風が右からやってきて、気がついたら上マークへのレイラインに乗っていた。

永井選手のセール番号が確認できる位置でどんどんと上マークが近づく。
緊張して上を回航したので前に何艇いるか数えてもいないが12番くらいで上を回航?
後から運営の高井君に聞いたら10番で回航したとのこと。
とにかくサイドまでは夢中でしたが、2〜3艇に抜かれただけでサイド回航。
後には速そうな艇がズラーーっといて「後から前からどうぞ」の心境で下を目指す。

さすがにラジアルではリーチングの速度ではスタンダードにかなうはずもなくどんどん抜かれる。
下回航して何を血迷ったか私は左海面へ。
これがまさに墓穴を掘る結果となり、第二上マークは定位置で回航。
下までの間にターミーちゃんに差をつめられる。当然のごとくに最終の上りは右海面。
これが成功して余裕でラジアルクラストップでフィニッシュ。
この調子で明日も・・・・
Date: 2003/06/07(土)

早すぎる台風
5月30日に今年最初の台風上陸で昨日は雨。
本日はOVファミリーレースの予定でしたが、うねりが少し高いためにレース中止。
風は4〜5mで午前11時くらいにはうねりも小さくなったためにラジアルで出艇。
昼食をとる時間を惜しんで江ノ島から遠征のM藤さん中心にマークを打ってのレース形式練習。
短いコースで10本くらいのレース練習は充実しておりました。
来週は関東選手権のためにカートップして帰宅。
セールケース2枚を作成。
Date: 2003/06/01(日)
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