リオ五輪テストイベント4日目

19日15時スタート予定の第7レースは、2時間の風待ち後の17時5分にスタートしました。
レース海面は1日目と同じESCOLA NAVAL、風向190度、風速7ノット、コースは1-4-1-Fです。

レース結果は早朝のリザルトでは9位フィニッシュで、念願?のシングルの順位でしたが、その後NORとCHIがDSQとなり、チームFlappersの最終順位は7位にジャンプアップ。
幸希さんのブログにもそう書かれているが、さよっとのブログには10位フィニッシュで最終的に8位となったと書かれている。
どっちなんだとリザルトを再確認したらさよっとが正解だった。
反省点は第一上6位・第一下5位と順位を上げてきたのに、第二上7位・第二下(フィニッシュ)10位(最終的には8位)と順位を落としてしまったこと。
新たな課題として何が悪かったのかを検証して、20日のレースに生かしてほしいと思います。
20日のレース結果によってはメダルレース進出??という奇跡が起こる・・なんてことは無いと思われますので、20日でリオ五輪テストイベント参加レース終了となります。
19日の悪かった点を修正し、20日は悔いを残さないレースで締めくくってほしいと思います。

上位3チーム(ITA、ARG、BRA)の総合順位がめまぐるしく変わっていますが、下位に甘んじているチームの総合順位も変わりつつあります。
17-(19)-16-17-11-13-8 82Pで総合17位となって定位置の18位から一つアップしたチームFlappersですが、18位のNORとの点差は1です。
初日の成績を見て「JPNとCHIだけ、他の国とレベルが違う感じ」と思いましたが、第7レースでCHIは4位フィニッシュしています。
しかも第一上4位回航後に第一下6位と順位を落としたにも関わらず第二上5位、フィニッシュ4位と順位を上げています。
先行艇が順位を落としたのか、CHIのコース取りが冴えて順位を上げたのか、たまたまラッキーが重なっての4位フィニシュなのか・・・
DSQとならなければ、チームFlappersとの総合点差が8に縮まっているところでした。
いずれにしても、なかなか侮れない相手です。
レースリザルト:http://www.sailing.org/olympics/rio2016/results/index.php

19日は3レース予定されていましたが、風が無くて第7レースしか実施できず。
明日20日に第8~11レースまで実施し、当初予定されていた12レース後の成績でメダルレース進出では無く11レース後の成績で21日のメダルレース進出チームが決定することに変更となりました。
ちなみにPONTE海面で19日実施予定だった49erの第7~9レースは全て中止となり、20日に第7~10レースを実施し、10レース終了時の成績で21日のメダルレース進出チームが決定ということになります。
470のレースが実施されているPAI海面は120~130度の風向で10~13ノットの風が吹いていますので、湾内と湾外では海面状況がまったく違っているみたいです。
17日は湾外よりも湾内のほうが風が吹いていたので、オリンピック本番でのレース海面設定は苦労するのでは?と今から心配になります。
ヨットレースは自然相手だけに、予定通りにレースが実施できないのはどんな大会にも付き物の悩みです。

COMPETITION STATUSが公開されているおかげで、全てのクラスのレース状況がリアルタイムに把握でき、情報収集がとても楽です。
これでリアルタイムな動画がYouTubeで見れると最高なのですが。

TeamFlappersオフィシャルサイト管理人:mura

レース3日目の奇跡

まずは、リオ五輪テストイベント開始以降、チームFlappersのオフィシャルサイト及びオフィシャルブログに沢山の方がアクセスしてくださり、誠に有難うございます。

珍しいことに幸希さんが17・18日と二日連続でブログを更新しています。
7月のヨーロッパ選手権の時は、大会期間中はさっぱりブログ更新をしなかったのに・・
これは奇跡的なことです。

そして、それよりも奇跡的なことが起きていたことを、幸希さんの18日のプログ内容を見て知ることになります。
松苗幸希さんの18日のブログ:http://ameblo.jp/loco-chacky/entry-12063357686.html
には、18日の第5レースは1上を2番回航、1下をトップ回航したと書かれていますが、リザルトのマーク回航順位を見ると、1上3番、1下2番、2上10番、2下(フィニッシュ)11番でした。
第6レースはスタート前にシンガポールに絡まれて最悪のスタートらしかったのですが、リザルトでマーク回航順位を確認すると、1上16番、1下18番、2上16番、2下17番、3上15番、3下(フィニッシュ)13番でした。
今回の大会のリザルトは、PDFで掲載されていないので転載する場合に大変ですが、マーク回航順位が確認できる点は素晴らしい。

リザルト:http://www.sailing.org/olympics/rio2016/results/index.php?utm_source=ISAF+Press&utm_medium=email&utm_campaign=Aquece+Rio+2015+-+Media+Alert

17日のブログに幸希さんは「しっかりとしたプランドゥチェックが出来ていることがすごくいいと感じています」と書かれていますが、その成果がレースを重ねる毎に表れていると思います。
成績にこだわらず、自分達の課題を解決することを優先にレースしていることもレース成績向上の一因かも知れません。

もしかしたら18日の成績は偶然だったのか、はたまた、大きな失敗とかアクシデントが無ければ、世界と互角に戦える実力をつけつつあるのか・・・
その答えは、19日現地時間15時から開始される第7~9レースの結果で判明するのか??

あまり結果を気にせずに、自分達の課題解消を優先にレースを楽しでほしい思います。

本日、IASFのサイトでこんなサイトへのリンクを発見しました。
レースが開始されたら、どのように掲載内容が変化していくのか深夜1時過ぎ以降に確認してみようと思います。
http://static.sportresult.com/federations/isaf/CompStatusScreen/index.html?event=OGTRIO2016&omegaLogo=on

追伸
このブログを書き終えてから、何気にBULKHEAD Magazineを覗いてみたら「49erFX日本の実力と期待」とのタイトルで、18日の第5レースの様子が記載されていました。
平井編集長も驚いた第1下マークの2番回航、一番驚いていたのはSakiSayoだと思われます。
機会ある毎に49erFXのことを取り上げてくださり、BULKHEAD編集長には感謝いたします。
誠に有難うございます。

画像借用 BULKHEAD Magazine:http://bulkhead.jp/

TeamFlappersオフィシャルサイト管理人:mura

リオ五輪テストイベント3日目

17日に実施できなかった第5・6レースが18日に行われました。
成績は11-13!!
総合成績は17-(19)-16-17-11-13 74Pで18位から変動はありませんが、第4レース終了時点で19点差があったNORとの差を10点差まで縮めました。
特筆すべきは第5レースの11位フィニッシュ
何と現在総合順位5位のNZLのひとつ前でのフィニッシュです。
第5・6レースの順位だけならGBRと互角の成績です。

恐らく数時間後にはさよっとからの現地報告ブログが記載されると思いますので、現地報告を待ちましょう。

リザルト:http://www.sailing.org/olympics/rio2016/results/index.php?utm_source=ISAF+Press&utm_medium=email&utm_campaign=Aquece+Rio+2015+-+Media+Alert

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