PAGE TOP ▲

表 紙 >小さいヨット >レーザー新艤装>部品交換
レーザー新艤装(部品交換)
新艤装
メニュー画面へ
2002年4月1日から新クラスルールが国内で発効になりますが、
新クラスルールで使用が認められたパーツの取り付けが完了しました。
取り付け工程と画像及び使用レポートです。
画像は全てクリックすると拡大画像表示します
デッキ部品のつけ替え
カニンガムフェアリード ブロックベース(ブロック:Holt)
カニンガム用クラムクリート カムベース(カムクリート:harken)
センターボード側から見ると
新艤装後のコントールライン
右からバング、アウトホール、カニンガム
ルール3B9.1でコントロールラインの自由端にプラスチックチューブの
ハンドル使用が認められたので試してみました。
取替え手順
(1)カニンガムフェアリード取り付けビスを外し、ブロックベースに交換。
  ブロックベースに新品のビスが付属していますが、今まで使用のビス
  をそのまま利用しました。

(2)カニンガム用クラムクリート取り付けビスを外し、カムベースに交換。
  取り付けビスは今まで使用中のものをそのまま利用しました。

今回私は取り付けビスを、現在使用中のものをそのまま利用しました。
交換部品にはビスが付属していますが、今まで使用していたものより
短かったために、今までのものをそのまま使用しています。
カニンガム・バングコントロールシステム
カニンガムコントールシステムはHoltブロック使用で1:10
バングコントロールシステムはHoltバングコンプリートで1:15
ルール3B11.1により、マスト抜け止め(マストリティーナ)取り付け
アウトホールコントロールシステムはHoltブロック使用1:8
カニンガムコントロールシステムのスケッチ
バングコントロールシステムのスケッチ
アウトホールコントロールシステムのスケッチ
新艤装の感想
バング
ブロックの使用が許可されたことにより、動作が非常にスムーズになり、バングカムクリートブロックがスイングするので、ハイクアウトしながらのコントロールが非常に楽になった。
欠点
センターボートのショックコードがバングカムクリートブロックにひっかかること。

カニンガム
レディースでもユースでもない、ただのオヤジであるが1:10というシステムにしたので、とにかく軽く引けてしまう。
5m程度の風なら人差し指一本でOK。かなりの風まで人差し指一本で操作可能。

アウトホール
今までとはまったく違う位置でのコントロールが可能となり、ハイクアウトしながらのセールカーブを見ながらの調整が可能。

その他
スペクトラコアがセットに付属されていましたが、丈夫であるが結びづらい。そしてロープ端が何度も使っていたらバラバラになりそうな感じ。
私は3mmのスペクトラに交換予定
縦置きしていますが、カムベースがラックにぶつかり、破損するのでは?と心配が絶えない。
マスト抜け止めのせいかどうか不明ですが、微風のランニングでマストの回りが悪い。
後日談
ここに記載されているレポートは、新クラスルールにより新艤装が許されるようになってからすぐのものです。
その後、スペクトラコアも新しい物が出ていますし、フェアリードも改良されました。
センターボードのショックコードの導き方もバングコントロールに支障のないような方法になっています。
現在では当たり前のようになっている新艤装ですが、出たばかりの時は100年に一度の大改革でした。
Copyright © ヨットは只今漂流中 All Rights Reserved.