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新潟経由で猪苗代へ
新潟経由で猪苗代へ
前夜祭
大会初日
レセプション
大会二日目
磐梯熱海
震災の爪痕
仙台うみの杜水族館
帰りのフェリー
レース成績
平成27年7月25日〜26日に福島県猪苗代町志田浜において第32回レーザー級全日本マスターズ選手権大会が開催されました。
2009年に開催された小樽マスターズ以来となる遠征距離の短さの福島遠征。

遠征距離の短さもあって、北海道からは道東フリート7名、小樽フリート4名、函館フリート2名、札幌フリート2名、屈斜路フリート2名の計17名がエントリーするという前代未聞の大選手団での遠征となりました。

今回の大会自体にはスタンダード48艇・ラジアル52艇・4.7 1艇のトータル101艇がエントリー。
欠席者が少ないのが全日本マスターズの特徴ですが、今回はトータル5艇が不参加で、個人的には少し残念・・・
欠席者を除いた参加艇数が、ラジアル49艇・スタンダード46艇なので、本当はラジアルクラス優勝者に与えられる総合優勝のラダーが、スタンダードクラス優勝者に授与されてしまったのも少し残念・・・

13回目のマスターズ遠征となる私ですが、今年のマスターズ遠征は今までとは少し違いました。
何が違うかと言うと「今までは単独行動の観光旅行が、今回は同じフリート所属の人と一緒に行動した部分があった」
そして、何よりも2011年発生の東日本大震災の爪痕の残る福島県の太平洋沿岸を走行し、今まではテレビで見るだけだった避難地域の状況を現地で見て、今なお避難生活をされている方が大勢いることを実感できたこと。
マスターズの楽しさと共に、福島県の現実にも触れることのできた遠征でした。
7月22日
 本州遠征へは小樽から舞鶴行きフェリーが定番です、今回は小樽から新潟行きフェリーを利用しました。
現地での練習が可能であれば数日間は練習したい、との思いから7月22日10時半に小樽港を出港し7月23日6時新潟入港のフェリーを利用。

少し余裕をもって朝7時頃に自宅を出発したもので、小樽フェリーターミナルには乗船開始2時間以上も前に到着してしまい、乗船待ちの車列のトップとなりました。
 
今回乗船したのは「らいらっく」
かなり古い船です。
フェリー乗船まで退屈していたら、今年の国体予選会の時にレース海面近くを航行していた大型フェリーが入港してきました。

2004年建造の英国船籍「DIAMOND PRINCESS
乗員1100名、乗客定数2706名、115875トン、全長290m、幅37.5m

7月17日〜26日「たっぷり北海道周遊とサハリン」クルーズの途中らしい。
横浜〜釧路〜知床半島(クルーズ)〜コルサコフ〜小樽〜函館〜横浜が寄港地 
 

この写真だけ見ていたら、フェリーでは無くてアパートと間違えそうです 
 
 

フェリーターミナルよりも大きなフェリー。遠くから見るとビルが岸壁に停泊している感じです。
 
 
 
今回、初めて小樽〜新潟航路のフェリーに乗りましたが、何時も乗っている小樽〜舞鶴航路のフェリーと違って船体が古く、船内設備も何かと不便でした。
その最たるものが、B寝台にコンセントが無いことと、枕が低いこと。
フェリーの中では、自分は寝台で過ごす時間が一番長いのですが、コンセントが無いので携帯の充電・パソコンでの動画鑑賞をするために、コンセントのある場所に移動しなければなりません。
特に携帯の充電は放置しておくわけにもいかず、充電が完了するまで監視しなければならないのは困りものでした。

唯一の救いは「パソコンコーナー」みたいな場所があって、3名のみ使用可能な机と椅子があったこと。

昨年のマスターズ遠征は、動画の入ったUSBメモリを持参し忘れて退屈な思いをしましたが、今年はロンドン五輪のラジアル女子メダルレースのTube画像を見てメインシートとティラー操作の復習がバッチリできました。
何度見てもこの動画は参考になります。 
 
恒例の船内食堂での夕食公開。
今日は「肉ジャガ」「鯖の味噌煮」「焼き茄子」「ご飯」「豚汁」
小樽〜新潟航路の「肉ジャガ」も期待を裏切らない美味しさですよ。
7月23日
 定刻6時に新潟港に着岸。フェリーターミナルに新潟観光情報のパンフレットが無いかチェックしてみましたが、一切の観光情報資料がありません。
雨は降ってくるし、散々です。

磐越自動車道を猪苗代磐梯高原ICを目指して走行します。
途中のSAで休憩をしながら新潟観光情報資料を探しますが、高速のSAにも「新潟観光情報」というコーナーはあるけれどパンフレットは一切無し。
帰りの27日は夜11時近くまでフリータイムなので新潟観光を予定しており、紙ベースでの資料が欲しかったのに残念!! 
 
9時過ぎに大会会場に到着しましたが、入り口に鎖がかかっていて車両進入不可。

歩いてレース会場を観察
 
 
聞いてはいましたが意外と砂浜が広く、砂もやわらかくて出・着艇には少し苦労する感じ。
そして、何よりも風が吹いているし波もあるし・・・少し予想外
レース会場は24日10時開門と事前周知されているので、当初から23日は近くの浜で乗れたら乗りたいと計画していました。
私が艇体を積んだまま向かったのは、こんな鳥居のある場所です。

もしかしたら軽く練習できるかな〜と思って行ったのは「小平潟天満宮 天神浜湖水浴場」 
 

小平潟天満宮は、大宰府天満宮、北野天満宮と並んで日本三大天神とする説があり、学問の神様菅原道真を祀り、毎年多くの受験生がここを訪れているらしい。
パワースポットとしても有名とのこと。
明日から例大祭とのことでした。
 
 
 

学問の神様にレースの勝利を祈願しても無理か??
と思いつつ、とりあえず大会期間中は風が吹かないことを祈願しました。 
 

賽銭箱は無いのか?と思ったら、社入口中央の内側に賽銭箱がありました。
賽銭口?まで進んで賽銭を入れて、後ずさりして一拝二拍手一拝
とりあえず神頼みは完了
小平潟天満宮の前の駐車場横に水場があったので、場所をお借りして昼食作りをしました。
23日の昼食は、持参したコンロでお湯を沸かし「焼きそば弁当BIG」を食べました。
 
天神浜湖水浴場から艇は出せないのか?
と思って湖畔に行ってみたら「ヨット発艇地」の看板があるのに
ヨット・サーフボード、ジープ、自動三輪等の持込と進入を禁止する
???何か矛盾していませんか???
「ヨット発艇地」の意味はWhat???
 
その昔、ここからヨットを出着艇していたけれど、今は湖水浴場だから一切の乗り物は持ち込んではいけませんってことなんですかね? 
23日の練習を諦めてレース会場に戻ってみたら入口の鎖は外され、見慣れた顔の人3名が艇を降ろしていました。
その3名とは、東京ベイの目黒さん、札幌フリートの手代木さん、道東フリートの今さん。
北国パワー爆発ですな。
とりあえず私も艇を降ろし、今夜はここで車中泊

7月24日
 24日の朝食は「さんま丼」

「さんま丼」+「豆腐の味噌汁」とても美味しく頂きました。

10時を過ぎるあたりから続々とヨットを積んだ車が到着します。
駐車場に車を移動させ、大会期間中の生活場所を確保。
天候の変化が激しくて雨対策が大変です。

24日の昼食も「焼きそば弁当BIG」
でっかいの文字は嘘ではなくて、本当に半端ない量の焼きそばです。一度ご賞味あれ。

24日は昼から軽く練習しましたが、風速の割に乗り易い感じでした。
あくまでも24日の風は乗り易かったというだけですが・・・
 
 
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