PAGE TOP ▲

表 紙 >小さいヨット>2010レーザーラジアル北海道選手権
2010レーザーラジアル北海道選手権
メニュー画面へ
2010年10月2日〜3日に毎年恒例の「2010レーザーラジアル北海道選手権」が阿寒国立公園屈斜路湖畔砂湯で開催されました。
今年で5回目となる大会ですが、屈斜路湖は私がヨットを始めるきっかけとなった場所でもあり、よほどの事情が無い限りは毎年参加しています。
レースそのものよりも、レセプションの様子を中心に写真で紹介いたします。

レースの様子・成績に関しては割愛いたします。
どうしても知りたい人は「北の番屋」をご覧ください。
レース当日の朝
私が住む札幌から屈斜路湖までは約380km。
国の高速道路無料化試験の恩恵で、北海道内で札幌から田舎に向かう高速道路は無料のために、昨年と比較して1時間以上移動時間が短縮されました。
1日の19時過ぎに自宅を出発し、2日午前1時過ぎに屈斜路湖に到着。

5時間くらいの睡眠後に、湖畔周辺を散歩。
風は弱いのですが、湖には少しウネリがある。これは吹くのか?
この判断は間違いで、前日の風により発生した波の残りでした。

吹くと思って4.7でエントリーしましたが、最大で8m/s程度しか吹かず。
結局は2日間通して4.7向きの風は吹きませんでした〜
髑髏来襲
今年のラジアル北海道選手権の一番の特徴
それは「髑髏軍団蝦夷支部」メンバーの来襲
湘南でヨットに乗っている人を中心に自然発生した「髑髏軍団」ですが、北国では函館フリートメンバー3名が髑髏軍団蝦夷支部を結成。
国体経験者2名、来年の国体候補者1名で結成されている道内最強レース集団
レース前に円陣を組んで喝を入れる。
髑髏マーク入りビブを着用しているのが「髑髏軍団」の証
右端の方も髑髏軍団蝦夷支部に入会決定。
来年は全道各地のレースで新会員勧誘活動をするらしい・・・
実は私も・・・すでに片足は髑髏となりつつあり、ビブも近々に発注予定
そんな髑髏軍団を「まだまだ若いな!!」と一笑する津のK藤さん(右端)
髑髏軍団3名、k藤さん、海峡サンダル(屈斜路F)さんの5名による優勝争いか??
レセプション
昨年からレセプション会場・宿泊場所となった「屈斜路 自然塾」
その素晴らしさは昨年のレポートを参照ください。

レースで自然の雄大さを満喫し、レセプションでは自然の恵みを楽しむ・・・
全国各地に遠征することが多い私ですが、屈斜路湖畔の素晴らしさは別格です。

今年もそんな期待を裏切ることなく、素晴らしいレセプションとなりました。
「屈斜路 自然塾」バーベキュー広場
「鹿肉の刺身」
秋から冬にかけて道端にタムロしている野生の蝦夷鹿
観光客は「カワイイ」と言いますが、交通の妨げとなったり、庭の樹木を食い荒らされたりと道民にとっては「害獣」です。

そんな蝦夷鹿の刺身
道内各地のヨットレースのレセプションには山海の珍味が登場するのは珍しくもありませんが、鹿の刺身が登場するのは屈斜路湖だけ。
味は「馬刺し」と同じようなものです。
馬鹿って漢字は、きっとここからきていると思いますよ??
今年の大目玉「松阪牛」
昨年のマスターズに津フリートから来道されたメンバーの中に、蟹好きな方がおられ、紋別の蟹調達人である風兄弟は何度か津フリートから頼まれて蟹を送っているらしい。

津で開催された中部選手権に遠征したM苗S希ちゃんは、チャーター艇その他でお世話になったと、大きな富良野メロンを津フリートに送ったらしい。

そんなこんなで、普段から北海道には世話になっているからと、津フリートから「松阪牛」が差し入れされました。
しかし、今回のラジアル北海道選手権のレセプションには風兄弟の弟もM苗S希ちゃんも参加していません。
はたして、こんな高級なお肉を、津フリートには何のお世話もしていない人達で食べてもいいものか??
と悩んだのは私だけ。
何故に津フリートから松阪牛が差し入れされたのかなど考えもせず、生ものなので食べてしまおうという人ばかり。

一人一切れ、余ったら自由にどうぞ
なんていう約束は守るはずも無く、私は10切れほどを「そのまま焼いただけ」「塩胡椒」「山葵醤油」と色々な味つけで楽しみました。

船頭さんの作った炭で焼く「松阪牛」は、それでなくても美味いのに、より一層美味しゅうございました。
高級なお肉は、高級なワインで・・・
今年の葡萄で作られた「小樽初しぼり」(市販価格980円)との相性もバッチリで、とても美味しゅうございました。
レーザー津フリートの皆さま、この度は高級なお肉を有難うございました。
2011年2月の「ミッドウインター」でも、何卒よろしくお願い致します。
感謝感謝
第2回大会は5名の参加でした。
それが年々賑やかになり、今年は20艇を超える参加です。
これは屈斜路湖フリートメンバーの並々ならぬ努力の賜でありますが、本州からわざわざ遠征してきてくださる皆様と、北国のレベルを向上させようという気概を持って参加してくれる若者達がいてのことです。
「道南からの新風」
「髑髏軍団蝦夷支部」立ち上げの功労者KUMAさん
KUMAさんを「師匠」と呼び、師匠を超えることが恩返しとトップの座を虎視眈々と狙う弟子達
2007全日本レースで沈して艇体から離れて漂流し、「死んじゃうかも??」と一度は命を捨てる思いをしながら、果敢にチャレンジしているドクター

レーザー函館フリートはヨットの面白さを改めて感じさせてくれるメンバーが多い。
「常連」
北海道のレーザーレースに、ここ数年前から遠征してきてくれる津フリートK藤さん
道内在住でもレースに出てこない人が大勢いるのに、本当に素晴らしい。
北国セーラーが「あの人を超えたい」と目標にする人物の一人です。
「北の旅人」&「新たな常連」
一昨年から、7月〜10月まで北国の住人となり、北海道各地に出没する「北の旅人」
道内の「道の駅」と「露天風呂」については地元の人より詳しいU田さん。
厳しい口調とは裏腹な「世話焼き人」の一面があり、憎んでも憎めない人です。
小父さま、お酒は百薬の長と言いますが、飲み過ぎは体に悪いけ〜、飲み過ぎたらいけんよ!!

札幌在住の娘の様子伺いと称して、北国のレースを満喫する「ご夫妻」
最終レースに爆発的な力を発揮する夫・・・
魅力的な笑顔で近づいてきて、人が一番タックしてほしくない位置でタックする妻・・・
娘が大学を卒業し北海道に住んでいなくても、このご夫妻の北国通いは続くと思われる。
お誘いの言葉
大谷さん・斎藤愛子さんが「北欧のような景色」と絶賛する自然環境の屈斜路湖。
そして、美味しい物・珍しいものが食べられると「食通のレーザー乗り」には密かな人気となりつつある「レーザーラジアル北海道選手権」ですが、主催フリートより「大々的な宣伝は謹んで」と言われています。

近い将来、「秋の東北選手権」のように参加人数限定レースとなるくらいの人気レースになることを個人的には望んでいますが・・・

てなことで、主催フリートの趣旨は「来る者拒まず、去る者追わず」とのことですので、本州各地からどんどん遠征してきてください。
直近空港は女満別空港です。
チャーター艇は10艇くらいあります。
チャーター艇は、ほとんど艇体・スパー・センター・ラダー付きで、持参するのはセールとシート類くらいです。
宿はレセプション会場とセットです。参加料だけで飲んで・食べて・宿泊までOK!!

おっと、これ以上宣伝すると船頭さんに叱られるのでこのくらいにしておきます。
Copyright © ヨットは只今漂流中 All Rights Reserved.