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2006秋の東北選手権反省会
2006秋の東北遠征記録
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2日間共に1〜4mの風速だった今年の秋の東北選手権、OLMさんが撮影された写真を利用して最悪の順位だった第2レースと最高の順位だった第3レースのスタート風景を中心に分析・反省してみました。
第2レース
風速3m/sec 風向20度
第一レースは完璧にリコールでしたがゼネラルリコールで救われました。
最初から黒旗が揚がった第二レースは消極的なスタートになってしまいました。
風が弱いのに第二線からのスタートでは、スタート直後からトップ艇との差は広がるばかりです。
上に余裕がありますが、風上艇のSLPに入り上らすこともできず、艇速も上がりません。
完全にドツボにはまっています。
このまま左海面に伸ばしても一発逆転は有り得ず、苦し紛れにタックして右海面に出ましたが、牡蠣棚の中をタックタックの繰り返しで最悪です。
第二上へのコースでも挽回するどころか、帆走したコース全てが裏目に出て、フィニッシュした時には後ろにはピンクのラジアル一艇でした。
第3レース
風速2m/sec 風向20度
前日の反省をふまえ第一線からのスタート。
アウターマークの位置からノータック・ノー牡蠣棚で上マークに行ける感じだったので、混み合った本部艇側を避け下一でスタート。

:アウターマークの位置からノータックで上マークに行ける感じであれば、本部船側からスタートしたほうが?と思われますが、肝は「ノー牡蠣棚」で上に行けること。
いかに牡蠣棚を避けて良いコースを引けるかが東北選手権での勝利の法則?
結果的には風が少し下に振れながら落ちたので、本部船側から出たほうが良かったです。

セール上の青い数字はフィニッシュした順位。
スタート時よりも風速が落ちてきて、ノータックで上マークに到達できるかどうか微妙です。
風下側に若干ヒールさせて上り角度を稼ぎますが、艇速が犠牲になります。
こんな風の時は「角度よりも艇速重視」の私としては苦しい状態。
トップ1、2が第一上マークを回航しました。
この写真の私の上り角度、ほとんど限界です。
もう少し落とすと艇速が少しつきますが、スターボードでの上マーク回航が微妙となるために我慢です。

反省:スタート時よりも風が下振れしたことが敗因ですが、少しくらい下振れしても余裕を持てる位置からスタートすべきでした。
この借りは2007秋の東北で・・・
かなり混雑した状態の中、9位で第一上マークを回航。
第二上マークでコース短縮となりましたが、第一上マーク回航でほとんど順位が決まったような感じです。
ラッキーにも第一下マークから第二上マークまでの上りで1艇抜いてフィニッシュしました。
私の前のH野さん(177442)は3艇も抜いてフィニッシュしたんですね。

偉い:私の艇(177441)と兄弟艇?であるH野さん(177442)と争える位置を帆走していたのはすごいことです。
もう一艇の兄弟艇(177443)である東京ベイのA藤君とは牡蠣が嫌いなのか東北レースで会ったことが無い。
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