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車椅子生活(2)
治療記録まとめ
骨折しました
根室市内の病院へ搬送
釧路市内の病院に転院
個室に隔離
手術しました
車椅子生活(1)
車椅子生活(2)
松葉杖&退院
リハビリ(1)
リハビリ(2)
リハビリ(3)
リハビリ(4
リハビリ(5)
リハビリ(6)
抜釘を目指して
抜釘手術(1)
抜釘手術(2)
抜釘後の経過
1月24日(手術後6日目)
 術後に発生した「血中酸素飽和度不足」問題。
昨夜から基礎データ収集中で、睡眠中に酸素マスク使用での値、安静時の値、院内徘徊時の値等々24時間の血中酸素飽和度のデータ収集しています。
院内徘徊中は数値が良いため、ベッドに横になっていないで、院内を徘徊していなさい!とのこと。
院内徘徊推奨患者というのも珍しい。
今日も車椅子の背中に測定器入れて院内徘徊中


 
午後2時過ぎ
 1月10日に救急車で根室市内の病院に搬送される時に、骨折した右足の状況把握のために右足に履いていた長靴から靴下・スボンに至るまで全てハサミでカットされてしまいました。
現在所持している下半身に履く物はパンツ4枚のみ。
手術も無事に終わり、明日からはリハビリ室でのリハビリも開始予定です。
病院のパジャマを着てリハビリは可能ですが、気合を入れるためにジャージを履いてリハビリ室に通いたいと思っています。
かと言って、自分で買物にも行けず、病院の売店にもジャージは売っていません。
そこで、抜群の洋服センスを持つ釧路在住のヨット友達であるY君にお願いして、ジャージの下とTシャツを買ってきてもらいました。
ジャージは黒系、Tシャツは灰色とリクエストしたら、灰色ベースで黒のラインの入ったジャージとお洒落なワンポイントのTシャツ2枚を買ってきてくれました。
ジャージ1枚とTシャツ2枚で税込3600円でした。
Y君にお願いして大正解です。
これ着て、明日からリハビリ室に通ってリハビリ頑張ろう。
 


ご注意
診察内容・処置内容に関しては、個人の記憶の為、多少誤りがある場合があります。
経過に関しては個人差があり、かつ個人的感覚が多く含まれますので、予め御理解の上、お読みください。
1月25日(手術後7日目)
午前9時
 血中酸素飽和度異常値の関係で、20日に内科の先生が病室に来て動脈血ガス分析に使用するために鼠蹊部(股の付け根)の大腿動脈からの血液採取をして行きましたが、今日もまた大腿動脈からの血液採取に来ました。
整形外科の主治医よりも、内科の先生のほうが私のところに来る回数が多い感じです。
今日は、肺機能検査も11時過ぎに行いました。

午前10時半 
 Facebookに連日のように投稿していると、看護師との2ショット写真はないのか?と聞いてくる友達が少なからず存在します。
病室の自分のベット上でしか写真撮影は許可されておらず、職員の顔の撮影は禁止されています。
意外と決められたことは守りたいタイプの私は、看護師さんの手だけ撮影するというギリギリの写真撮影を敢行。
写真のタイトルは「手当て」
手だけ写っているこの看護師さん、入院後初対面ですがすごく美人です。
顔をお見せできないのがとても残念です。
 
14時
 救急車で運ばれた根室市内の病院もここの病院も、入院時には「今現在、毎日服用している薬はありますか?」と看護師に聞かれ、薬そのものを持っている場合はその薬を渡す、持っていない場合は薬の名前を言うと、薬剤師さんが何日か分の薬を処方して持ってきてくれます。
私は高脂血症の薬を毎日朝食後に服用していることを申告していますが、今日は管理栄養士さんが病室まで来て、バランスの良い食事について説明してくれました。
そして、今夜から私は「エネルギー調整食」という治療食を食べることとなりました。
主食の量も少なく、果物や糖分の多い野菜は少なく、脂肪分の少ない食品を多く、油を多く使った料理の回数をひかえているとのこと。
病院の食事以外の食べ物や見舞品を食べることは遠慮してくださいとのこと。
整形外科の患者なのに、食べ物が制限されてしまって楽しみが減りました。


ご注意
診察内容・処置内容に関しては、個人の記憶の為、多少誤りがある場合があります。
経過に関しては個人差があり、かつ個人的感覚が多く含まれますので、予め御理解の上、お読みください。
1月26日(手術後8日目)
 右足の6ヵ所の絆創膏が撤去され、シャワーの使用が可能となりました。
血中酸素飽和度異常も問題無いらしく、パルスオキシメータも今日からは24時間付けていなくてもOKとなりました。
早速、15時からシャワータイムの予定です。
今日の日中担当看護師はK看護師。
冗談で「背中流してくれるの?」と聞いたら「いいですよ」だって。
 
午後3時過ぎ
 入院してからずっと2日くらいの間隔でベッドの上で体を拭いてもらう生活でしたが、今日からシャワー解禁です。
予約していた15時過ぎに、K看護師と共にシャワー室へ。
脱衣場で服を脱いで、シャワー室に入るまでK看護師に監視されます。
シャワーが終わって、シャワー室を出るところから脱衣場で服を着るまでもK看護師に監視されます。
何を監視してるかと言うと「手術した右足を床に付けないか&右足に体重をかけたりしないか」を見ています。
手術後に再手術が必要となる事故が発生し易いのがトイレとシャワーということで、手術後に初めてトイレに行った時もK看護師は右足を床に付けずに便座に座れるかを監視していました。
初めてトイレに行く時とか初めてシャワーを使うという時に、何故か私を担当しているのがK看護師なのです。
K看護師は仕事に真面目で決して手抜きはしませんので、患者から見たらある意味では「やっかいな看護師」なのかも知れません。
しかし、細かなことまで気がつく人で、患者の気持ちも理解している人なので、私にとっては最高の看護師です。
 
午後4時半
 3日前からお願いしていた「診断書」がようやっと貰えました。
主治医が忙しいのか看護師が頼み忘れたのか知りませんが、診断書を貰うのも大変です。
会社には、右足を骨折して釧路市内の病院に入院中であることは連絡済ですが、入院していることを証明するものが何も無いために、診断書を提出しない限りは病気休暇は取得不可能で年休扱いとなります。
年間20日しかない年休を使い果たしたら、無給で休むしかありません。
診断書を提出しても、正社員ではなくて契約社員の私には8日間の病休がもらえるだけ。
しかも、その8日間は無給です。
年休が8日分減らないかわりに無給では、安心して治療に専念できませんね。
退院後もリハビリ通院が必要なわけで、何時まで有給休暇で休めるのかを考えたら気が滅入ってしまいます。
 
午後5時
 昨日からリハビリ室でのリハビリ開始予定が、またまたインフルエンザにかかっている外来リハビリ患者が来たみたいで、リハビリ室は当分閉鎖です。
病室にリハビリ担当者が来てリハビリすること、今日で3度目。
膝は120度くらい曲がるようになりました。
足首はまだまだです。




左右の足の太さは、一見すると同じように見えますが、実際には右足が浮腫んでいます。 
 
 
手術後の傷口には「皮膚接合テープ」が貼られていますが、このテープは縫合箇所の傷口閉鎖の補強の役割があるそうです。
粘着力が強く、無理に剥がさずに自然に剥がれた時が、傷が治った時。
現在の医療用品は凄い!!


ご注意
診察内容・処置内容に関しては、個人の記憶の為、多少誤りがある場合があります。
経過に関しては個人差があり、かつ個人的感覚が多く含まれますので、予め御理解の上、お読みください。
1月27日(手術後9日目)
 25日に管理栄養士のKさんからバランスの良い食事の話を聞いた時、「27日に糖尿病教室で減塩の話をするので参加してください」と言われていたので参加しました。
豆腐等に醤油をかける時の薬味との関係、インスタントラーメンのタレを作る時のコツ等の何かと参考になる話が聞けました。
私が高脂血症の治療で通っている病院にも管理栄養士はいると思われますが、食事に関して管理栄養士から話を聞く機会も無く、わざわざ入院患者の病室まで食事指導に来てくれる釧路赤十字病院栄養課の熱意のすごさを感じます。
 
13時
 血中酸素飽和度異常の関係で内科的検査をしていましたが、肺機能等に大きな問題もなく、安静時に血中酸素飽和度が低下するのは体質だろうとの結論に達しました。
先日、主治医からは「血中酸素飽和度異常の原因と解決方法が判明したら退院してもいい」と言われていたので、今日、主治医に「31日に退院してもいいですか?」と聞いたら「いいですよ」と言われました。
手術前から「手術後2週間もしたら退院できますから」と主治医に言われていましたが、まさかこんなに早く退院できるとは思ってもいませんでした。
私は札幌に住んでいるもので、入院当初からリハビリは札幌の病院に通いたいと言っていたこともあり、釧路から札幌への移動手段も確立していたので、松葉杖で歩けるようになったら退院可能ということです。。
当初の手術予定日がインフルエンザ発症で5日先延ばしになったことと、手術後に血中酸素飽和度異常という事象が発生し、退院は2月にならないと無理か?と思った時もありましたが、何はともあれ4日後に退院できることになり嬉しい限りです。

生まれて初めての骨折と入院生活。
実に色々なことを学ぶと同時に、友人の温かさを実感しました。
お世話になりました数多くのお友達に感謝します。

この写真は、西日の入る病室で「太陽よりも貴女の眼差しが眩しい」なんて心にもないことを看護師に言っていた思い出の写真です。
 


ご注意
診察内容・処置内容に関しては、個人の記憶の為、多少誤りがある場合があります。
経過に関しては個人差があり、かつ個人的感覚が多く含まれますので、予め御理解の上、お読みください。
手術しました 松葉杖&退院
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