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2月5日(骨折手術後384日目)
9時過ぎからパンスポリン(抗生物質)100mlの点滴、10時半過ぎの回診・消毒と毎日のルーチンを済ます。
今朝の回診は若い先生で、踝の縫合箇所はザビオの大きな感じの物を貼っていきました。 |
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しかし、少し(1461歩)歩いたところで踝の上の縫合箇所から出血 |
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結局は滅菌ガーゼと包帯に逆戻り |
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16時過ぎにパンスポリン(抗生物質)100mlの点滴
抗生物質の点滴は今日で終わり。
術後の右足に痛みが無いので、ペオン錠(痛みや炎症を抑える薬)とマーズレンES錠(胃薬)の服用も今夜で終わり。
18時過ぎにK君が杖を持ってきてくれました。
昨日お見舞いに来てくれた時に「松葉杖を貸してくれないことが判っていれば、杖を持って来るんだった」と話していたもので、K西君が昔使っていた杖をわざわざ待ってきてくれたのです。
持つべきものは友人。何とお礼を言っていいのやら・・・
本日の万歩計の歩数は最終的に1895歩、約850m歩行
ご注意
診察内容・処置内容に関しては、個人の記憶の為、多少誤りがある場合があります。
経過に関しては個人差があり、かつ個人的感覚が多く含まれます。
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2月6日(骨折手術後385日目)
昨日の夕方で抗生物質の点滴は終わり、今日からはフロモックス錠100mg(細菌による感染・化膿を抑える薬)とエンテロノンR(抗生物質に強い乳酸菌)を毎食後5日間服用します。
フロモックス錠100mgは強力な薬のようで、腸内の善玉細菌の働きも抑制するらしく、それに対抗するためにエンテロノンRを同時服用です。 |
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今朝の回診担当は私の主治医でしたが、何と抜釘手術のために入院してから初めて顔を見ました。
手術翌日に看護師さんに「主治医から手術後の説明は無いのですか?」と聞いたら「6日の回診担当だから、その時に聞きたいことがあれば聞いてください」とのことでした。
とりあえず当初予定通りに8日抜糸、9日退院が可能かを確認し、傷口の回復状況も良いので9日退院でOKとの返事をもらいました。
主治医からは「無理しない範囲で歩く練習をすること」と言われ、抜釘手術前に説明された「抜糸後は歩いて帰れる」との話が本当であることを確信しました。
病室から談話室まで歩いて行って、そこで弘兼憲史さんの「課長 島耕作」シリーズのコミック本を読んで暇をつぶすことを昨日から繰り返していますが、課長・常務・社長・会長シリーズが全巻は無いけれど沢山あって、まったく退屈しません。
おかげで歩く歩数は日々減少傾向でしょうか?
本日の歩数1535歩、約690m歩きました。
ご注意
診察内容・処置内容に関しては、個人の記憶の為、多少誤りがある場合があります。
経過に関しては個人差があり、かつ個人的感覚が多く含まれます。
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2月7日(骨折手術後386日目)
朝6時過ぎに夜勤勤務の看護師さんが各病室を回って照明を点灯して行きますが、今日は6時40分を過ぎても照明の点灯に来ません。
入院患者の7割くらいは高齢者なので、何かと看護師さんは大変です。
今日の回診担当は女医さんでしたが、髄内釘を骨の中(髄腔)に入れる手術でも抜く手術でも出血はかなりすると話されていました。
意識的に「踵から着地してつま先で蹴る」という歩き方を練習していますが、包帯を巻いている状態では気が付かなくても、包帯を外してみると膝と踝の部分からの出血がまだあります。
可動部分だけに致し方ありません。
まさに「血の滲む努力」で歩く練習中です。
※膝の部分の出血は、昨日の消毒の時に滅菌ガーゼーを縫合箇所から剥がす時に出血したもので、歩く練習をしたのが原因ではありません。 |
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今日も看護師さんに膝と踝部分の包帯の上から防水用テープを巻いてもらってシャワーを利用しました。
やはり完全防水とはいかず、今日はシャワー後に膝と踝部分の包帯と滅菌ガーゼ全て交換でした。
抜糸が終わるまでは傷口を濡らしてはダメとのことで、何かと大変です。
本日の歩数3033歩、約1360m歩きました。
ご注意
診察内容・処置内容に関しては、個人の記憶の為、多少誤りがある場合があります。
経過に関しては個人差があり、かつ個人的感覚が多く含まれます。
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2月8日(骨折手術後387日目)
今日は朝6時過ぎから血液検査・尿検査、午後からレントゲン撮影と検査に忙しい一日でした。
そして昼近くに病院長回診があり、予定通りに縫合箇所の抜糸が行われました。
少し見づらいですが、抜糸前の状況 |
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抜糸後の状況
今回の抜釘手術で縫合した4ヶ所 |
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病院長は「細かく縫合されていて、手術するよりも大変だ。主治医は誰だ」などと言いながら抜糸してくださいました。
骨折して髄内釘を入れる手術の時は抜糸不要の縫合だったので今回抜糸初体験ですが、思っていたよりも糸を抜く時の痛さはありません。
抜く痛さよりも、ビンセットで糸をつまむ時に縫合箇所に触れるのが痛かったりします。
午後に管理栄養士さんが病室に来られて入院期間中の食事の内容・味付け等について聞かれました。
これは、高脂血症で薬による治療中の私は、骨折入院した釧路市内の病院では特別食というカロリー制限された食事を毎食食べていましたが、今回の抜釘手術での入院でも「特別な栄養管理の必要性:有」ということで、栄養管理された食事が出ていたみたいです。
骨折入院した釧路市内の病院では同室の他の患者さんとは明らかに違うメニューでした。
今回入院した病院での栄養管理された食事は、同室の他の患者さんと見た目はあまり違っていないメニューなので、栄養管理された食事が出ていたとは気が付きませんでした。
普通は入院期間中の食事の内容・味付け等は、アンケートとかご意見箱みたいな物で間接的に要望把握すると思われ、直接聞きに来ることは無いと思います。
3食何もしないで出てくることだけで有難く、食事の内容とか味付けには拘りの無い私。
管理栄養士さんには「食事の内容・味付けともに申し分ありません」とお答えしました。
夕方に看護師さんが「退院される皆様へ」という紙を持ってきました。
書かれていたのは「傷口からの出血が続くようなら受診してください」「痛み止めは服用すること」の2点のみ。
次回受診日もありませんし、退院前に診察室に話を聞きに来なさいとの記載も無し。
結局のところ、抜釘手術で入院して退院するまで主治医に会って話したのは一度のみ。
せめて抜釘手術後のレントゲン写真くらい見せてくれてもいいのにと思っていたりもします。
生命保険会社への入院給付金請求のために診断書を貰わなければならないので、その時にでも抜釘手術後のレントゲン写真を見せてもらう予定です。
本日の歩数2459歩、約1100m歩きました。
ご注意
診察内容・処置内容に関しては、個人の記憶の為、多少誤りがある場合があります。
経過に関しては個人差があり、かつ個人的感覚が多く含まれます。
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2月9日(骨折手術後388日目)
当初予定通り本日退院しました。
今日の定例回診担当は理事長で、患部の最終チェックをしてもらいましたが特に問題は無し。
滅菌ガーゼ、包帯からも開放されホッとしていましたが、踝の上の縫合箇所から少しの出血があり、理事長は「サビオでも貼っておいて」と看護師さんに言い、看護師さんは本当にサビオを貼りました。
まあ、その程度の傷と言えるくらいの回復状態です。 |
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こんな状態で昼過ぎに歩いて退院することが出来ましたが、退院して自宅に帰ってきてから一番先にやったことは、膝と踵の縫合部分に皮膚接合用テープを貼ること。
骨折手術の時に皮膚接合用テープという物の存在を知った私は、今回の抜釘手術入院中の5日にネットで色々と調べて「3M ネクスケア ステリストリップ スタンダード スキンクロージャー 皮膚接合用テープ」という物をAMAZONに発注し、8日に自宅マンション宅配BOXに配達されていました。
ついでに、入浴時に患部防水のためのテープも購入しました。 |
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膝と踵の縫合部分にこんな感じで皮膚接合用テープを貼りました。 |
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このテープは剥がさずにこのままの状態で生活し、勝手に剥がれるまで待ちます。
この商品、医療機関向けに「R1542」という品番で販売されていますが、「R1542」という品番で購入すると高価過ぎますから、「3M ネクスケア」で検索すると安価な商品がヒットします。(AMAZONで12本854円)
ちなみに「R1542」は6本50袋入りで1箱12000円前後で販売されています。
皮膚接合用テープはニチバン株式会社からも「ファスナート(FASNAHT)」という商品が販売されています。
皮膚接合用テープは一般医療機器として病院で使用されていますので、販売価格は非常に高価です。
ご注意 皮膚接合用テープの使用にあたっては医師の指導若しくは自己責任において、使用説明書の禁忌・禁止事項を把握したうえでお使いください。 禁忌・禁止事項を守らないと症状の悪化・傷の閉鎖や治癒の遅延につながる可能性があります。
抜糸するまで膝の部分は滅菌ガーゼと包帯で満足に動かすことが出来ず、抜糸後も膝蓋腱を切開した影響で膝を曲げることが出来ません。 |
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骨折手術後のリハビリでは膝の動きが完全に復活するには3ヶ月程度の時間を要しました。 膝が動かせないと、階段の上り下りが満足に出来ません。
骨折手術直後と違うことは歩行姿勢は別にして全荷重で歩くことが可能なので、骨折手術後のリハビリ内容を思い出しながら無理しない範囲で回復に励みたいと思います。
今回の抜釘手術入院でお世話になりました某整形外科病院の医師・看護師の皆様、大変に有難うございました。
本日の歩数4523歩、約2030m歩きました。
病院での入院生活と違って実生活では、買物を含めて歩く距離は長くなります。
ご注意 診察内容・処置内容に関しては、個人の記憶の為、多少誤りがある場合があります。 経過に関しては個人差があり、かつ個人的感覚が多く含まれます |
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