PAGE TOP ▲

表 紙 >右足脛骨・腓骨骨折>抜釘を目指して
抜釘を目指して
治療記録まとめ
骨折しました
根室市内の病院へ搬送
釧路市内の病院に転院
個室に隔離
手術しました
車椅子生活(1)
車椅子生活(2)
松葉杖&退院
リハビリ(1)
リハビリ(2)
リハビリ(3)
リハビリ(4)
リハビリ(5)
リハビリ(6)
抜釘を目指して
抜釘手術(1)
抜釘手術(2)
抜釘後の経過
7月1日(手術後165日目)
 通院後10度目のレントゲン検査と診察に行ってきました。
今日から主治医が院長に変わりました。
医師が変わると診断手法に若干の違いが感じられ、今までの主治医は1〜2ヶ月前に撮影したレントゲン写真と現在のレンゲン写真を比較して診察結果を説明してくれましたが、医院長は手術直後のレントゲン写真と現在のレンゲン写真を比較して診察結果を説明してくださいました。
今までの月単位での回復状況を見るのと違って、手術直後と現在の比較なので、ものすごく回復していることが感じられました。
診察結果としては「順調に回復しており、日常生活には大きな影響は無し」とのことでした。
日常生活において歩いたり階段の上り下りに大きな影響は有りませんが、過激な運動は控えなさいとのことでした。
走るのはいいけれど、あまり長距離を走ることは避けたほうがいい状態です。
「二足歩行するのが、いかに大変なことか」「走るということは、筋肉だけでなく骨にも負荷がかかる」骨折してみて実感することが沢山あります。

今後のレントゲン撮影と診察は2ヶ月間隔でもいいけれど・・と言われましたが、今まで通りに1ヶ月に一度レントゲン撮影と診察のために通院することにしました。
今日からリハビリが無くなったので、診察受付して20分もしたらレントゲン撮影から診察まで終わってしまい、病院に滞在していた時間は30分弱でした。
リハビリが無いと、実に通院は楽なものです。


手術後5ヶ月半が過ぎ、仮骨形成も順調に進んでいて日常生活で骨折箇所の痛みを感じることはほとんどありませんが、趣味の遊びではまだまだ骨折前のように動くことは出来ません。

私は、30数年前から一人乗りヨット(ディンギー)に乗ることを趣味としています。
これが私が現在趣味で乗っている「レーザー」という一人乗りヨットです。


 
風速2〜3m/s程度であれば、歩いたり走ったりするよりもヨットに乗っているほうが楽ですが、ある程度風が吹くと艇が風下に傾き、最悪の場合は転覆してしまいます。
その為に、艇が風下に傾くことを防ぐために上半身を艇体の外側に出して艇をフラットに保つ「ハイクアウト」という動作をしなければなりません。
 

 
艇のコクピット(人が乗っている場所)のフットベルト(下の写真の黒い物)に両足をかけて上半身を艇体の外側に出すわけですが、時には片足に全体重がかかることもあるために、現状ではハイクアウトするのは避けたほうがいい状態です。
 
頭の中では「ハイクアウトしてはダメ」と判っていても、反射的に体は動いてしまいますので、風が吹いている時はヨットには乗れません。
現在一番困っているのが、風が吹いた時はヨットに乗れないことくらいでしょうか?


ご注意
経過に関しては個人差があり、かつ個人的感覚が多く含まれますので、予め御理解の上、お読みください。
8月5日(手術後200日目)
 11度目のレントゲン検査と診察に行ってきました。
診断結果は「至って順調に回復しています。少しくらい過激な運動をしても大丈夫でしょう」とのことでした。
次回は2ヶ月後にレントゲン検査と診察に来てくださいとのことでした。

少しくらい過激な運動をしても大丈夫と言われたので、ヨットに乗ってハイクアウトしてみましたが、骨折箇所に痛みはまったく無し。 
ようやっと日常生活でも遊びでも骨折による影響が無くなり、精神的に楽になりました。

ご注意
経過に関しては個人差があり、かつ個人的感覚が多く含まれますので、予め御理解の上、お読みください。
10月7日(手術後263日目)
 12度目のレントゲン検査と診察に行ってきました。
結果としては「腓骨の骨折箇所は隙間なく仮骨が出来上がっているが、脛骨は少しだけ仮骨の薄い?部分があるので、抜釘手術はまだ出来ない状態です」と言われました。

骨折手術をした釧路の病院の担当医師からは抜釘手術に関しては何も聞いていなくて、自分自身も「髄内釘は抜かなくてもいいか?」などと思っていたので「抜釘手術はしなければいけませんか?」と聞いてみました。
そうすると「体力的に手術に耐えられないような年寄なら無理に抜釘することは勧めないけれど、貴方は体力もあるし色々と運動をしているので、右足を骨折するような事故がまたあった場合に髄内釘が悪さをすることがあるので抜釘することを勧めます」とのこと。
骨折手術後1年前後で抜釘するのが一般的なので、来年1月10日前後に13度目のレントゲン検査を行って骨の状態を確認し抜釘手術の日程を決定することにしました。

髄内釘は骨の中に入っているので日常生活ではまったく気になりませんが、踝の上の髄内釘固定ボルトが踝よりも出っ張っているためにセーリングブーツを履く時に邪魔になるようになりました。
抜釘手術はいやだけれど髄内釘固定ボルトだけ抜けないものかとは思っていましたが、スポーツを楽しむためには髄内釘は邪魔であることを知りましたので、脛骨の骨折箇所の仮骨の成長促進に励みたいと思います。

ふと目にした「骨の鍛え方」というポケットブックに「骨はウオーキングをはじめ、適度な運動による刺激を繰り返し与えることで強度が増す」と書かれていました。
そこで、骨折手術後240日目となる9月14日から徒歩通勤を開始しました。
自宅から会社まで往復4.2km位を徒歩通勤しています。
ある程度の距離を歩くと骨折箇所が少し痛むのですが、骨に刺激を与えていることが実感できて快感でもあります。
3ヶ月後に右足脛骨の仮骨がどこまで成長しているのか、とても楽しみです。


ご注意
経過に関しては個人差があり、かつ個人的感覚が多く含まれますので、予め御理解の上、お読みください。
2017年1月10日(手術後358日)
 アイスヨットでの衝突事故で右足脛・腓骨骨折してから1年が経過しました。
懲りずに今年も1月7〜8日にアイスヨットに乗りに根室に行きました。
昨年の事故でご迷惑をかけた方達に元気な姿を見せることが主目的でしたが、骨折という痛い目にあっても、それを超越する魅力がアイスヨットにはあります。
いくら魅力あるアイスヨットとは言っても、昨年骨折事故を経験して「ものすごく危険な物」という意識があり、少しスピードが出ると「また骨折するかも」という恐怖心で満足な帆走が出来なくなります。
そんなわけで、今年はアイスヨットに少し乗っただけで、あとは見物に徹しました。
見物と言っても、氷点下10度近い屋外に数時間いると右足の骨折箇所(特に髄内釘を固定しているネジが埋め込まれている場所)に「けだるい痛み」が出てきます。
やはり患部を冷やすのは、あまり良いことではありません。

骨折後1年経過ということで、12日に抜釘手術の日程を決定するためにレントゲン検査に行きます。

現在の右足の状態はこんな感じで、髄内釘を入れるために切開した膝近辺の傷以外はほとんど傷後が消えています。



リハビリ通院終了後は、特に意識して骨折箇所回復のための運動はしていませんが「歩いて行けるる距離への移動は歩くことを心がける」というだけで骨に刺激を与えることが出来て、仮骨形成が進む感じです。


ご注意
経過に関しては個人差があり、かつ個人的感覚が多く含まれますので、予め御理解の上、お読みください。
2017年1月12日(手術後360日)
 抜釘手術の日程を決めるために、13度目のレントゲン検査と診察に行ってきました
レントゲン検査の結果は、脛骨の骨折した部分はまったく隙間なく骨が出来上がっていて、何時でも抜釘手術が可能な状態です。
腓骨は、特に何もしていないので折れた時の状態のまま仮骨で接合されていました。

先生から「何時でも抜釘手術が可能ですが、1月下旬まで病室の空きが無い」と言われ、最終的に1月31日入院、2月1日抜釘手術、2月8日抜糸、2月9日退院ということになりました。
骨折先輩達のブログ等では、抜釘手術は入院期間3泊4日、術後10日くらいで抜糸のために病院へ・・・なんて例が多いので、私も3泊4日コースかな?と思ったら、抜糸まで入院ということになりました。

何かと参考にさせてもらっている「ふっこ先輩」(http://re-bone.jugem.jp/)は、3泊4日の抜釘手術だったけれど、抜糸までの間に患部消毒に通院したり、抜糸までは片松葉生活を強いられているので、抜糸まで入院していられるのなら入院していたほうが何かと有難いと思います。
先生は「抜糸したらすぐに歩けるので、抜糸した翌日に退院しても生活するのに不便は無い」と言われました。
骨折手術の時は、抜糸するということは無くて、自然に溶けてしまう糸を使用して縫合されていた感じですが、抜釘手術では抜糸が必要な糸で縫合するのか??

抜釘手術の日程が決まったということで、即座に「入院のご案内」という冊子が渡されて入院時の諸注意事項の説明後に、血液採取・肺のレントゲン撮影・心電図測定・肺機能検査が行われ、あとは1月31日午後に入院するだけとなりました。

病院によって病室の設備は様々ですが、骨折手術した釧路の病院はテレビ+冷蔵庫+コンセントを一枚のカードで使用できる机だったので気兼ねなく電気が使えましたが、抜釘手術で入院する札幌の整形外科病院はテレビのみカード方式、冷蔵庫は鍵を有料貸与、入院患者専用のコンセントは無いのでスマホ等の充電は看護師に断って行うようにということで、パソコンの持込も制限があったりします。
音楽を聴きたいのでウオークマンを持ち込む予定ですが、スマホの予備バッテリーで充電可能なものか試してみる必要があったりします。

初めての入院生活は何かと大変ですが、一度入院生活を経験すると心配事が減る感じです。


ご注意
診察内容・処置内容に関しては、個人の記憶の為、多少誤りがある場合があります。
経過に関しては個人差があり、かつ個人的感覚が多く含まれますので、予め御理解の上、お読みください。
2017年1月29日(手術後377日)
 抜釘手術のため明後日(31日)入院します。
骨折した時は突然の事故によって救急車で病院に運ばれたために、まったく何も持たずでの入院でしたが、今回は事前に「入院のご案内」という冊子を貰って入院時の持ち物一覧を見ながらの入院準備なので、かなり余裕です。
1年前の骨折入院時の病室の写真を参考に持ち物を準備していますが、病室のベット周辺の写真を撮影しておいて正解です。

これが1年前の骨折時の病室のベット周辺の写真

 骨折した時は手術するまで右足を牽引されていたので、まったく身動きがとれない時に重宝したのが枕元近くに小物を入れたバックをぶら下げておけるS管。
それと、入院慣れした人から貰ったハンガー。
このあたりは入院時の持ち物一覧には登場しない「入院時に重宝する物」となります。

 骨折手術をした釧路の病院ではなくて、リハビリに通っている札幌の整形外科病院で抜釘手術をしますが、この病院に入院するのは初めてで病室の状況も不明ですが、先日看護師さんに話を聞くとベット周辺にコンセントが無いとのこと。
唯一の心配が「携帯電話」「ウオークマン」の充電をどうするかです。

9泊10日の入院予定ですが、携帯電話の電池は満充電で3日しかもたず。
最低2度は入院中に携帯を充電する必要があるので、思い切って少し容量の大きなモバイルバッテリーを購入しました。

製品名は「MOPO 20000mAh 大容量 モバイルバッテリー 」

20000mAhという大容量なので少し大きくて重いのが欠点ですが、残量がパーセント表示されるので重宝します。

恐らく入院中はこの大容量 モバイルバッテリーで携帯とウオークマンの充電は大丈夫と思われますが、あまりSNSへの書き込みはしない予定です。
この「脛骨・腓骨骨折記録」も、退院してからまとめて抜釘手術の状況を掲載します。
リハビリ(6) 抜釘手術
Copyright © ヨットは只今漂流中 All Rights Reserved.